仁山高原の豊かな自然と
生態系を守りたい

北海道の南の玄関口、函館市の隣にある豊かな自然と山々に囲まれた七飯町。
そんな七飯町の人々の暮らしを支える仁山高原に巨大な風力発電建設計画があります。
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About us

仁山高原の巨大風力発電から自然と生活を守る会について

「仁山高原の巨大風力発電から自然と生活を守る会」は、
一見クリーンで自然に優しいイメージのある風力発電の様々な自然や生態系への影響、立地地域の人々の健康への影響を知り、仁山そして七飯町の自然とそこに暮らす人々の生活を守るため、計画を中止にしたいという想いを持った有志が集まり発足しました。

私たちが目指しているのは、豊かな自然と生態系、そしてそこから得られる命を支える水を守ること。
そして、町民はもちろん、観光に訪れた人々が安心して過ごすことができる生活です。

私たちは反対の立場ではありますが、推進派の方々と闘いたい訳ではありません。
闘いや争いからは何も生まれないと思っています。
様々な立場から、様々な意見があることも理解できます。

しかし、風力発電の現実について知らない方が多いので、まずは風力発電の様々な側面を知り、知った上で皆さんご自身が本当に幸せになれると思う方を選択していただけたら良いと考えています。
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Outline

概要

<経緯>
2024年5月に、「(仮称)仁山高原風力発電事業環境影響評価方法書および再エネ特措法説明会」と称して、当該事業者が実施する風力発電建設事業ついて、住民に対しての説明会が開催されました。

説明会での資料及び「(仮称)仁山高原風力発電事業」に係る環境影響評価方法書の公表及び縦覧資料によると、以下の計画で検討が進んでいることが分かりました。

事業者:JR東日本エネルギー開発株式会社
事業規模:最大38700kw ※特別高圧
定格出力:4300kw~6100kw(6〜9基)
事業期間:20年


予定場所は、仁山高原の私有水源涵養保安林を含む約279.134ha(全て七飯町エリア)



<動向>
​​​​​​​現在、当団体では七飯町仁山峠下地区内及び大沼地区の農家、事業者を始め、地域住民の意見等を集約しております。
5/15の説明会には約100枚ほどの意見書を事業者へ届けてきました。

その意見の中で大半の方が生態系や健康への影響を心配しており、また建設予定地に「水源涵養保安林」が含まれているため、仁山高原の湧き水を利用している農家さんへの影響を心配する声も上がっています。
私たち七飯町民は七飯町の豊かな自然と生態系、その生態系に育まれる豊かな水に生活を支えられています。
建設予定地の下流域に当たる仁山峠下地区には農家さんも多く、また国定公園であり、貴重な動植物の宝庫でもある大沼国定公園もあります。
大沼公園からの景観を心配する声や観光への影響も危惧されています。
また、超低周波など地域の子どもたちの教育と成長への影響や地域住民も健康被害を心配する声も上がっております。

一方で、私たちは東日本大震災や北海道胆振東部地震の経験により、自然に対しての感謝と畏怖の念を抱く事を、改めて思い起こされました。

再生可能エネルギーの推進は必要でありますが、大規模自然破壊をしてまで行うことは、巡り巡って自分たちやその子供、孫の代まで影響すると考えられます。
こうした問題は、当該地域や北海道のみならず全国で起きており、私たちの美しい日本の国土が失われることに繋がっていきます。

地域のエネルギーの在り方について、経済と環境、観光と農業への影響を出さず、地域住民が納得する形となる事を願っています。

<私たちの要望>
七飯町は豊かな自然と共に歴史と文化を育んで来ており、仁山高原の麓、大沼国定公園にはたくさんの貴重な動植物が確認されています。
また、近年はヒグマが住宅地で目撃されることが増えてきました。
私たち人間は、自分たちが自然の一部であることを忘れている、自然と切り離されている感じがします。
その結果、自然への感謝を忘れ、自然をコントロールしようとし、数々の災害を経験してきました。

豊かな自然は豊かな生態系を育み、それらによって私たちは豊かな土壌と清らかな水を得ることができています。
また、豊かな山の栄養は川から海へと流れて、海の生態系をも豊かにしています。

森を守ることが私たちの生活を守ることに繋がります。

また、風力発電から発する耳に聞こえない「超低周波」や風力発電の影による睡眠障害などの健康被害も危惧しています。

七飯町は、「地域循環型社会」を創造できる地域です。
少子高齢化の今、安心して子育てができる環境、そして、みんなが安心して暮らせる街づくりが急務だと思います。
そのために、今回の「(仮称)仁山高原風力発電事業」の計画の撤回を要望します。
そして、北海道および七飯町に置かれましては、それら背景も踏まえ、関係法律及び条令に従うこと、客観性・合理性にかける判断をして、このままの計画で建設を認めることが無いよう、総合的なメリットを鑑みた妥当な判断をいただくよう、ここに強く要望いたします。

七飯町の豊かな自然と文化を残してくれた先住の方々へ感謝の意を表し、これからも豊かな自然を守り、育み、町民全員が安心して暮らせる地域循環型の社会へと移行していきたいと考えています。

その目的達成の為に必要な労力は当団体も惜しみなく捧げていきたいとここに決意します。
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Opinion

意見書の提出と例文

意見書の提出(6月10日まで)

【意見書提出方法】 
意見書には、必ず住所・氏名(法人その他の団体は、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)をお書きください。環境影響評価方法書に対する意見の内容及びその理由を書いてください。住所、氏名、対象方法書の名称、意見の内容及びその理由を記入してあれば、環境影響評価方法書に対する意見書の用紙を使用しなくても結構です。

意見書受付期間

 2024年4月23 日(火)~ 2024年6月10日(月)

 (当社宛に郵送の場合、2024年6月10日(月)当日消印有効)

 

<宛先> 

JR東日本エネルギー開発株式会社 総務部 広報担当 宛

郵送の場合 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-25 JR神田万世橋ビル15階

もしくは、縦覧場所に設置の意見書箱に投函ください。

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例文

<意見書の見本について>
意見書はあまり難しく考えずに出してみましょう。
短い一言でも、必ず事業者は読みます。
質問をすれば、事業者は答えを返してくるはずです。
皆さんの思いを伝えましょう。

例えば、以下のような短い意見でも大丈夫です。
 
《自然環境について》
◾️熊や野鳥の生息地を奪わないでください。
◾️一度壊した自然は戻りません。これからは壊すことではなく守っていく時代だと思います。
未来の地球、子供たち、動物たちのため人間が考え動くことが大切です。
◾️七飯町は豊かな自然が町の財産です。
私たち町民は仁山の多様な生態系がもたらす、自然の恩恵を受けて生活をしています。
一度破壊した自然は戻りません。そのツケは地元に暮らしている私たち町民が払うことになります。
目先の利益を優先して、大切なものを失うことがないよう風力発電計画の撤回と中止を求めます。
◾️私は自然が壊されるのは嫌です。
未来の子供達の事を考えても健康に過ごしてほしいです。
健康被害怖いです。
野生動物の生息地もなくしたくないです。
 
《子育て・健康・暮らしについて》
◾️私たちは、豊かな七飯町仁山の自然を守りたい。そして、北海道の子どもたちの未来を守るため、また住民の健康被害を避けるため、風力発電計画の撤回と中止を求めます。
◾️子育て中だが子どもの健康に低周波は悪い影響があるが心配です。
◾️多大なる環境破壊と人の暮らしへの悪影響をもたらすこの事業に反対いたします。
事業中止により、北海道の大自然と住民の方々の暮らしが守られることを切に願います。
 
《その他》
◾️事故の恐れは?
◾️風力発電の耐用年数はおおよそ20年と言われていますが、20年後確実に撤去してもらえるのでしょうか?

メールフォームでの提出(2024年6月9日まで)

以下のフォームにご記入いただき送信ください。
こちらでフォーマットに置き換えて記入し、提出します。
フォームから送信された内容はマイページの「フォーム」ボタンから確認できます。
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Study

風力発電勉強会のお知らせ

終了しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

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